比較的稀な腫瘍
アポクリン汗嚢腫(治療詳細はこちら)
稀な腫瘍で中高年の特に眼周囲に好発する、
アポクリン汗腺分泌部に分化する母斑的性格を有する良性腫瘍です。
さまざまな色調を呈しますが、表面は平滑で嚢胞状を呈します。
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グロムス腫瘍(glomus tumor)
(治療詳細はこちら)
指先の小動静脈吻合部に存在するグロムス細胞という
血流、皮膚温の調節を行っている組織から発生する良性腫瘍です。
指尖部の疼痛、圧痛(押さえると痛い)、寒冷時の痛み(Carrollの3徴)が特徴です。
大きさは1~5mm程度で爪の下に生じると爪の変形を伴う場合もあります。
初めは腫瘍に気が付かれず、神経痛やヒステリーなどと誤診されることも多いです。
![](/wp-content/uploads/2024/06/20240629_グロムス.png)